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性病である梅毒を引き起こす原因とはいったい何?どんな症状が出てくるの?

2020年04月22日

一昔前には不治の病として有名だった梅毒。カビの中からペニシリンを発見してからは完治することができる性病となり、現在では梅毒で死亡することも少なくなりました。一時は減少傾向にあったのですが、最近また増加傾向にあり、特に若い女性の間で流行っています。

梅毒の原因となるのは梅毒トレポネーマという病原体で、症状の出ている部位や体液に存在しています。性行為をすると目に見えないような小さな傷が沢山出来ているので、そこから入り込んで感染していくのです。特にアナルセックスでは傷ができやすく、アナルセックスが原因で感染することが多くなります。避妊具をせずに性行為をした場合、1回の性行為で20%以上の確率で感染すると言われている程強い感染力を持っているのです。

通常の性病であればキス程度では感染しないのですが、病変部分が口にあれば口中にも多量の病原体が存在しています。そのためキスを介しても感染していく可能性があるのです。

妊婦さんが感染している場合、先天梅毒に感染することがあります。流産や死産に至ることもあり、生まれてきても障害を持っている可能性が高いです。最近では妊娠初期に梅毒に感染していないか調べた上で胎児に危険がないように治療をしたりするのです。

梅毒は早期発見早期治療が原則で、発見が遅くなればなるほど治療は長引き、場合によっては手遅れになってしまうこともあります。早期発見をするためには症状を知っておかなければいけません。そこで梅毒の症状を段階ごとに紹介していきたいと思います。

感染してから3週間ほどで感染部位に豆粒大の小さなしこりができます。これが第1期と言われ、痛みもなく暫く経つとしこりが自然に消えてしまうので見過ごされやすい時期。特に女性器は男性器と違って見辛いので、できても気付きかずに過ごしてしまうことが多いです。

感染から3ヵ月後の第2期は赤茶色の大きなしこりができます。特に痛みもなく、放っておくと自然に消えてしまいます。全身にしこりができるので、この時期に気が付く人が多いです。逆にこの時期を見過ごしてしまうと大変なことになってしまいます。

感染して3年以上経過した第3期に入ると、大きなゴムのようなゴム腫ができてきます。末期症状の第4期に入ると目や心臓、血管、神経に重篤な障害が生じ、治療が困難に。最近では第3期以降の症状まで悪化することは殆どありませんが、それでも梅毒が原因で死亡する人もいます。